報道関係各位
2019年10月1日
株式会社Synspective
衛星データビジネスの宇宙スタートアップ企業
Synspective本社移転のお知らせ
衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)は、事業拡大に伴う従業員増加への対応のため、本社を東京都中央区から東京都江東区に移転し、本日より新オフィスにて営業を開始しました。
・移転先住所
〒135-0022
東京都江東区三好3-10-3 THE BREW KIYOSUMISHIRAKAWA 1F
*1F部分は11月中旬以降に完成予定となります。
■ 背景・ロケーション
当社は、2018年2月創業から1年5ヶ月という宇宙スタートアップ企業として世界最速、日本国内では最大規模の109.1億円を調達しました。今後は、SAR衛星の開発・製造体制とソリューション開発を強化し、将来的に25機の衛星群を構築し、世界主要都市の日次観測を目指しています。
この急速な事業拡大と人員増員に対応するため、本社を東京都江東区の北西部に位置する清澄白河駅に置くことにしました。清澄白河は、静かで道が広い江東区の中でも、落ち着いた下町の風情を感じられる街として知られています。駅のすぐそばには、清澄庭園や隅田川、東京都現代美術館をはじめ江戸川資料館や個性的な現代アートのギャラリーが点在する街です。
■ デザイン
新社屋の設計・デザインは、表層的なインテリアデザインから始まるのではなく、この場所において、従業員をはじめ、クライアント、連携する事業パートナーが一体となり、新しい衛星データサービスを生み出す共創空間を意識しました。デザインインキュベーションチームのAnyProjects株式会社の監修協力の下、株式会社ヴィスに設計・施工を担当いただきました。
全体の意匠としては、宇宙空間と地球の間を衛星が飛んでいくアースカラーとユニバースカラーを意識した内装となっています。ビルの4フロアを占有し、会社の機能を1か所に集めることで、効率化とシナジー効果を目指しました。地下1階は当社衛星の開発ラボとし、衛星開発に十分なスペースを確保。1階は来客対応や交流の場としてゆとりを持たせたせたオープンな創りとし、40名規模のワークショップも開催可能な空間としました。2階3階のワークスペースはフリーアドレス化させ、クロスファンクショナルに部門間の垣根なくコミュニケーションが円滑に行えるような空間設計としています。
■「Human-Centered Design」
Synspectiveが大切にしている「Human-Centered Design」という企業文化。それは、従業員一人一人の個性の尊重がSynspective独自の価値の創出や貢献に繋がるという考え方です。最高のパフォーマンスを出せる時間帯や環境、何に自己実現を感じるかは人それぞれ異なるため、それぞれの働き方や価値観を尊重できるような空間を提供したい。従業員自身が、自らの将来を会社と共に描いていていけるような環境を提供したい。そんな当社のフィロソフィーを反映するような空間設計を目指しました。
■株式会社Synspective 代表取締役CEO 新井元行のコメント
「当社では、国籍やバッググラウンドが異なる多種多様なメンバーの意見や自由な働き方を尊重しており、この新天地で、メンバーそして関係各社様と共に、より良いインスピレーションとクリエイティビティを発揮させ、衛星からの新たな情報とその理解に基づき、着実に進歩する持続可能な未来世界の実現に貢献できるよう事業を進めてまいります。」
■株式会社Synspective 会社概要
シンスペクティブは、データに基づき、着実に進歩する世界の実現を目指し、衛星による観測データを活用したワンストップソリューション事業を行う会社です。内閣府「ImPACT」プロジェクトの成果を応用した独自の小型SAR衛星により高頻度観測を可能にする衛星群を構築し、その衛星から得られるデータの販売、および、それらを利用した政府・企業向けのソリューションを提供します。
設立:2018年2月
所在地:東京都中央区銀座1-15-4
新所在地:東京都江東区三好3-10-3 THE BREW KIYOSUMISHIRAKAWA 1F
代表者:代表取締役CEO 新井元行
URL https://synspective.com/
【本件に関するお問合せ先】
株式会社Synspective PR担当 藤川
press@synspective.com